今日のつまらない無駄話(導入)
最近すっかりと寒くなってまいりましたねぇ。
12月も後半戦、今年はホワイトクリスマスとなるのでしょうか?
筆者が住んでる地域ではほぼ雪は降らないのでそうなる可能性は低いですが、独り身、社畜、無彼女の身分に待っているのは当然ブラッククリスマスです。
#ブラック・クリスマスってなんだよ???
(゚Д゚)?????
さて!
本日は「空飛ぶホワイトハウス」と言われる大統領専用機で巻き起こったテロリズム、おすすめハイジャック・デザスターアクション映画のご紹介です!
『エアフォース・ワン』
■メディア:映画フィルム
■ジャンル:ハイジャック・アクション
■放映時間:2時間4分
■発表年度:1997年
■製作の国:アメリカ合衆国
■映像監督:ウォルフガング・ペーターゼン
■脚本作家:アンドリュー・W・マーロウ
■興行収入:約448億円
ジェームズ・マーシャル
演:ハリソン・フォード
(当時:55歳)
グレース・マーシャル
演:ウェンディ・クルーソン
(当時:41歳)
アリス・マーシャル
演:リーゼル・マシューズ
(当時:13歳)
イワン・コルシュノフ
演:ゲイリー・オールドマン
(当時:39歳)
キャサリン・ベネット
演:グレン・クローズ
(当時:50歳)
ギブス大統領警護隊長
演:ザンダー・バークレー
(当時:42歳)
ロイド・シェパード
演:ポール・ギルフォイル
(当時:48歳)
ジャック・ドハーディ
演:トム・エヴェレット
(当時:49歳)
ウォルター・ディーン
演:ディーン・ストックウェル
(当時:61歳)
ウィリアム・ノースウッド
演:ビル・スミトロヴィッチ
(当時:50歳)
メラニー・ミッチェル
演:ドナ・ブロック
(当時:42歳)
ウォルターズ警護官
演:グレン・モーシャワー
(当時:38歳)
ノーマン・コールドウェル
演:ウィリアム・H・メイシー
(当時:47歳)
アンドリュー・ワード
演:フィリップ・ベイカー・ホール
(当時:66歳)
大統領専用機(エアフォース・ワン)が、武装したテロリストに占拠された。
テロリストは「要求を受け入れなければ30分後とに機内の人質を1人ずつ殺す」と脅す。
元軍人である大統領は仲間や家族を助けるために孤軍奮闘を強いられる。
【ちょっと感想】
緊張感があり、面白い映画です。
特に冒頭の展開がベリーグッド(詳細は作品をご覧あれ)
評判高きゲイリー・オールドマンの悪役ぶりは健在です。
国々やホワイトハウスの利害関係も比較的分かり易いですし、次々と種類の違う展開があり好感触でした。
改めて、テロリズム映画としての基本を教えてもらえた作品でした。
日本において国内最大級の映画館での最終上映作品として公開された、ハリソン・フォードの見落としがちな名作を是非!
追伸:「社畜に有給をやると、次は昇給をねだる」
【映画】『エアフォース・ワン』が面白い理由
(ストーリー論的に考察・評価・レビュー)
今回のご紹介はハリソン・フォード主演のハイジャック・アクション『エアフォース・ワン』です。
大統領専用機にテロリストが紛れ込み、上空密室という絶望的な状況での攻防戦が描かれます。
設定自体はありきたりなものですが、緊張感の続くとても面白い作品でした。
「ソリッド・シチュエーション(制限空間)」の効果も合わさり、スリラー感満点です。
さて、今回は本作を題材とさせていただき、「テロリズム・アクションのセオリー」について考察させていただきます。
結論から言ってしまうと「テロリストに襲われたが、ジャックされる過程で偶然主人公だけが逃れ、敵の目を掻い潜り人質を救出する」というものです。
世界的名作『ダイ・ハード』を始め、テロリスト系の作品ではよくこのパターンが目立ちます。
よく使われるということは、それなりの効果が内包されているということですが、ずばりその効果とは「どちらも想定外でマンネリを防いだドタバタ劇が描ける」です。
もう少し平たく言うと「主人公たちはテロに襲われてもちろん想定外で大慌てですが、テロリスト側も想定外の脅威(どこかに隠れ忍んでいる主人公)のせいで計画が狂い、ドタバタな状況に追いやられる」というもの。
当然、テロリストの計画通りにそのままことが運んでしまえばゲームオーバーです。
かといって、主人公たちがテロを予想して準備万端で迎え撃っても面白くなりません。
それなりに計画されたドンパチが永遠と流れてもただの冗漫。
重要なのは「両者が想定外で奇想天外な戦いを強いられるので視聴者も展開が予想できないハラハラがある」という点です。
以前、別の記事で「敵もピンチになる重要性」というものを考察致しましたが、この展開であれば両者共にかーなりピンチな状況が続いてくれます。
無論、大きくテロ側が有利ではありますので、主人公への応援姿勢も自動でデザインされるため、総じて爽快なアクション映画が描きやすくなるというのが、基本的なセオリーとなります。
*補足:筆者はこの手法を「ラットスナック(忍び込んだネズミ)」と命名しております。
本作では冒頭の裏切り(実は脱出していなかった大統領)や、テロリストたちのターゲットである大統領が戦闘要員でもあることから、「邪魔して来る相手だけど殺しちゃいけない」という設定も加わり、とても幅広い展開が楽しめるのも秀逸な点でした。
大統領自身も、「助けなきゃいけないけど捕まったら万事休す」というリスクも負っているので、よりそれらの効果が高まっている点も見逃せませんでした。
以上、『エアフォース・ワン』という作品に秘められたの面白さの正体についての解説と考察でした。
ご高覧くださり、ありがとうございました!
(また読んでね^^♪)
テロリストものには「忍び込んだネズミ」方式が相性抜群!
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