【面白い物語.100】映画『ダイ・ハード/ラスト・デイ』
【今日のつまらない無駄話(導入)】
キタ――(゚∀゚)――!!
キタ――(゚∀゚)――!!
キタ――(゚∀゚)――!!
ついに来ました、記念すべき100記事目!!!
いやぁ、長い道のりだった…。
。゚(゚´Д`゚)゚。
が、しかし!
もちろん、この記事がラストではありません!
かの超有名俳優が惜しまれつつも引退を表明されましたが、ボクはまだまだこのブログを引退しません!
そこで!
本日は、俳優人生の引退を表明した、彼の大人気シリーズラスト作を飾った、この作品をご紹介します!
『ダイ・ハード / ラスト・デイ』
【基本情報】
■メディア:映画(洋画)
■ジャンル:アクション
■放映時間:
劇場公開版:1時間38分
最強無敵ロング・バージョン:1時間42分
■発表年度:2013年
■製作の国:アメリカ、ハンガリー
■映像監督:ジョン・ムーア
■脚本作家:スキップ・ウッズ
■原作作家:ロデリック・ソープ
■興行収入:約326億円
ジョン・マクレーン役
演:ブルース・ウィリス
(当時:58歳)
ジャック・マクレーン役
演:ジェイ・コートニー
(当時:27歳)
ユーリ・コマロフ役
演:セバスチャン・コッホ
(当時:51歳)
イリーナ・コマロフ役
演:ユーリヤ・スニギル
(当時:30歳)
ヴィクトル・チャガーリン役
演:セルゲイ・コルスニコフ
(当時:58歳)
マイク・コリンズ役
演:コール・ハウザー
(当時:38歳)
マーフィー刑事役
演:アマウリー・ノラスコ
(当時:43歳)
フォクシー中尉役
演:オルディス・ホッジ
(当時:27歳)
タクシー運転手役
演:パシャ・D・リンチニコフ
(当時:46歳)
ルーシー・マクレーン役
演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド
(当時:29歳)
【ざっくりあらすじ】
主人公の刑事は息子とケンカ別れしてから長年音信不通だった。
ある日、息子がロシアで殺人を犯したと知らせが入る。
主人公は単身ロシアに乗り込むが、壮大な陰謀と作戦に巻き込まれる。
【ちょっと感想】
これまでのダイ・ハードシリーズとは少しテイストの違いを感じますが、本作のファンなら必見の面白さです。
「ジョン・マクレーンの成長」という弱点を見事にカバーした配置構成だったと思います。
間違いなく、世界トップクラスと言えるアクション映画シリーズの最終章、是非ご覧ください!
追伸:ボクの女運の悪さは誰から遺伝したんだ…?
【映画】『ダイ・ハード/ラスト・デイ』が面白い理由
(ストーリー論的に考察・評価・レビュー)
本ブログ記念すべき第100作目は、世界的大ヒットアクション・シリーズの第5弾『ダイ・ハード/ラスト・デイ』のご紹介です。
1988年に初作が発表されてから、実に25年目の作品となりました。
主演ブルース・ウィリスの俳優引退表明を受け、本作がシリーズの最終章となってしまったことは極めて残念ですが、長い間、とても楽しませていただきました。
(本心ではブルース・ウィリスのカムバックを本気で期待しています。)
さて、ストーリー考察ブログとして、ついに3桁の大台を迎えた訳ですが、ここから更に躍進してまいる所存にございます。
今回は、これまで『ダイ・ハード』シリーズ4作を順に考察してきたことを鑑み、改めて、ジョン・マクレーン(演:ブルース・ウィリス)というキャラクターの魅力と、ストーリーへの影響について、簡単に考察させていただきたいと思います。
まず、第一作目で解説、紹介させていただきました通り、ジョン・マクレーン刑事というキャラクターには「等身大ヒーロー」という、大きな魅力があります。
どこか情けなく、人間くさくて、喚きや弱音もいとわない、そんな彼に、多くの人が尊敬と親近感を感じたと思います。
しかし、いくらマクレーン刑事といえども、やはり25年という時を経てしまえば、いやでも成長してしまいます。
感情的で子供じみた振る舞いは似合わず、刑事としての実力や精神面での落ち着きが養われてしまいます。
それはそれで、シリーズファンにとっては歴史を感じられるエモさがありますが、「ジョン・マクレーン」というブランドと個性にはヒビを入れることになりかねません。
そこで、登場させたのが、実息である「ジャック・マクレーン」の存在です。
年相応に、悩みの種を夫婦関係から親子関係に変遷し、どっしりと構えたベテラン刑事ながら、実の息子に素っ気ない態度を取られたり、悪口を言われると、しっかりと凹む。
そういった面で、マクレーンの弱さや情けなさが演出されていました。
これまでの戦いでは、誰かしら、年上刑事や、上官の存在がありましたが、本作ではついに、マクレーンが最年長の立ち位置でした。
ある種、堂々とふんぞり返ってもいい立場ながら、それではどこか説教くさい作品になってしまうところを、別の角度から情けなさを演出しカバーしていました。
もちろん、「ジャック・マクレーン」自体は若いので、若い頃のジョンと似たような感情むき出しっぷりが目立ち、華を添えていました。
二人は血縁関係なので、それらは説明不要で説得力があり、これらの演出も、どこか心に染み入るものです。
どうしても、人気シリーズとなると、長年作品が作り続けられる関係上、フレッシュさやエネルギー感が失われていくものです。
そこで、若い力を挿入する必要がありますが、どうしても、横から挿入された登場人物には「よそ者感」が生まれます。
(サミュエル・L・ジャクソンほどの名声俳優を起用することで、それらは大きくカバーできます。)
そんな中、「親子関係/血縁関係」という圧倒的な関係性のニューキャラクターを登場させ、視聴者の抵抗やストレスを減らすのは、鉄板とも言えます。
以上、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』という作品に秘められたの面白さの正体についての解説と考察でした。
ご高覧くださり、ありがとうございました!
(これからも読んでね^^♪)
「血縁関係」は人気長編シリーズに便利なキャスティング!
この記事を書いた人
~物語論研究20年~
~処女作が大手小説新人賞一次に通過~
~ポートフォリオ作品が新人賞最終選考~
~高い実績を持つ業界専門家から指導経験有~
~文章/文書に関し多くの資格を保有~
~大手外資系企業勤務(一流社畜)~
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