■今日のつまらない無駄話(導入)
一応言っておきますけど、クラウドソーシングサイトで、仕事募集してますので、
「よろしくでーす」(秋山ゆずき 風)
( `・∀・´)ノヨロシク!
日々、悟り系社畜戦士として戦うボクは、いつ戦死(解雇)されてもいいように、次の収入口をせっせと構築しております。
いやぁ~、なかなか、大きい金額を得るのは難しいですねぇ~。
(´・ω・`)
さて!
本日はそんなせせこましいボクをあざ笑うかのように、目が飛び出るほどの大金を豪快に稼ぎまくるボディコン美女が大活躍、おすすめマンガアニメ作品のご紹介です♪
『GS美神 極楽大作戦!!』
■メディア:マンガ、アニメ
■ジャンル:オカルト・コメディ
■発表作品:
・単行本:全39巻
・アニメ:全45話
■発表期間:
・マンガ:1991年~1999年
・アニメ:1993年~1994年
■製作の国:日本
■原作作家:椎名 高志
■映像監督:梅澤 淳稔
■脚本作家:松井 亜弥
美神 令子
声優:鶴 ひろみ
(当時:33歳)
横島 忠夫
声優:堀川 亮
(当時:35歳)
おキヌ
声優:國府田 マリ子
(当時:24歳)
六道 冥子
声優:西原 久美子
(当時:28歳)
小笠原 エミ
声優:富沢 美智恵
(当時:32歳)
ドクター・カオス
声優:千葉 繁
(当時:39歳)
マリア
声優:山崎 和佳奈
(当時:28歳)
唐巣神父
声優:曽我部 和恭
(当時:45歳)
ピート(ピエトロ・ド・ブラドー)
声優:森川 智之
(当時:26歳)
腕利きゴースト・スイーパー(幽霊退治屋)である主人公は、
仲間たちと共に、さまざまな難事件解決に挑んで行く。
【ちょっと感想】
本当に夢中でした!
当時、プールの帰りに1冊ずつ買って読むのが本当に楽しみでした。
推しメンは「小竜姫」です。
コラボカフェも行きたかったなぁ~。
当時、ベジータ役の堀川亮さんが、真逆の横島役を演じた話題作を是非(笑)
追伸:
ハイヒールで街を飛び回り、ビッグマネーを手に入れたいところですが、今そんなことをすればウィルスを手に入れてしまうという時代渦中の罠があります。
【マンガ】『GS美神 極楽大作戦!!』が面白い理由
(ストーリー論的に解説)
今回は週刊少年サンデーにて長期連載されていた人気作『GS美神 極楽大作戦!!』のご紹介です。
感想でも少し触れましたが、当時、一番マンガやアニメに熱を上げていた頃、夢中になった作品のひとつです!
超常現象や幽霊(ゴースト)などを相手にしながら戦うオカルト設定です。
主人公の美神 令子(みかみ れいこ)はとにかくお金大好きな人間なのですが、私利私欲のためだけに生きるという主人公設定は、当時においては斬新だったのではないかと思います。
また、連載当初はは一話読み切り型でしたが、人気が上がるにつれて、だんだんと連続ストーリーものに発展していきました。
少年マンガではときどき見られる昇華型パターンの作品でもありました。
さて、以前、別の記事で「物語を面白くする最大の秘訣は、登場人物たちの魅力にかかっている」と考察しましたが、本作も、多種多様で個性的なキャラクターが登場し、多くの人たちの心をつかんだ作品だと思います。
本作の魅力や面白さは、「登場人物たちが魅力的だった」という点ですが、その辺りを少し深堀していきたいと思います。
内容としては「キャラクターの個性について」です。
まず、そのキャラクターが読者にとって魅力的かどうかは、その人の好みによりますが、その前に、そもそも、そのキャラクターが魅了的かどうかを判断するためには、そのキャラクターがどういう性格や特徴、個性を持っているのかを知らないと判断できません。
つまり、「キャラクターを立たせないといけない」ということです。
本作に登場するキャラクターたちは、その辺りが実にハッキリとしていました。
・美神 令子 = 金の亡者
・横島 忠夫 = スケベで臆病
・おキヌ = 優しい幽霊
・カラス神父 = お人好しオジさん
・ドクター・カオス = マッドサイエンティスト
・マリア = 無感情ロボット
・六道 冥子 = 泣き虫でお嬢様
・小笠原 エミ = 高飛車で色ボケ
・ピート = イケメン好青年
本当にいろんな個性を持つキャラクターが登場する中で、自分の推しメンが一人でも見つかれば、その作品にすぐに没頭できます。
(これだけいれば一人は見つかります。)
そして、個性(性格)をハッキリさせることで、その登場人物が展開の中で取る行動に理解が増す効果もあります。
(詳細については『ジャングルの王者ターちゃん』をご高覧ください。)
お気づきの方も多いと思いますが、このように、キャラクターを立たせるには「ひと言で分かりやすく説明できるか」が重要なポイントです。
性格はひとつ(多くても二つ)に絞ります。
そこに、肩書や外見的な特徴を組み合わせてもいいですが、それらも多すぎるのはNGです。
(複雑になったら、どれがその人の個性かが薄くなるから。)
マンガやアニメ、映画ではコメディもの独特の手法ではありますが、ストーリー技術としては大変有効です。
少しだけ話は逸れますが、実はこれ、専門用語で言うところの「ログライン」という概念にも通じます。
「ログライン」とは、ストーリー作りをしたことのある人なら聞いたことあるかもしれませんが、簡単に言うと、「そのストーリーの面白さをひと言で説明して」というものです。
例えば、『ドラゴンボール』で言うと、「7つのボールを集めて願いをかなえる物語」といった感じです。
先ほどの「キャラクターの個性をひと言で分かりやすく説明する」のと同じように、短く分かりやすくその内容を伝える必要があります。
どうして「シンプルに、ひと言で、端的に説明しなければならいか」というと、「とっつきやすく(入り込みやすく)するため」です。
大前提として、読者には、そのストーリーの全体像を素早く理解してもらわないといけないためです。
無限にあるエンタメ作品群の中で、じっくり時間と労力をかけて作品を理解してくれようとするお客さんはまずいません。
内容を理解するのに一定の労力を必要とする作品は、心が離れがちです。
(登場する俳優や声優さんに好きな人がいる場合は例外ですが。)
そのため、キャラクターレベルでも、分かりやすくシンプルにまとめる必要があるのです。
(キャラクターの性格が複雑すぎたり、特徴がなさすぎると、好きも嫌いも判断できず、「よく分からん…(無関心)」という最悪な事態を招いてしまいます。)
変化をつけたりするのは、ある程度、読み進めてもらって、その物語に理解が深まったタイミングでの話です。
なので、入口の部分では、出来るだけシンプルに、分かりやすくして、入りやすくするのが重要なのです。
以上、『GS美神 極楽大作戦!!』という作品に秘められたの面白さの正体についての解説と考察でした。
ご高覧くださり、ありがとうございました!
キャクターの個性(特徴)はひと言にまとめよう!
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